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2006年12月17日 (日)

十三戸のムラ輝く出版

 久しぶりに本を出した。
「十三戸のムラ輝く」(全国林業普及協会)
である

 山形県北部、秋田県境の町金山。金山杉でも有名なこの町は、自立心に富んだ町である。
 その中でもひときわ意欲を感じさせる杉沢集落が本書の舞台。
 その地にどっかりと暮らす栗田和則・キエ子夫妻を中心に、村落の有り様を伝える一冊。
 夫妻ともう一人内山節との四人での共著である。


 山里にあって、自給自足ではなく「自給自創」をめざす夫妻と、共生のムラを掲げる杉沢集落の人々追ったのは約1年。少々短い期間だが、それでも取材費は相当なものだ。
 杉沢集落は取材にかかる前に想像していたほどの山里ではなかった。東北らしい穏やかな山容の山々に囲まれ、谷には大きな田んぼが幾枚もあった。つまり、必死に山にすがりつかなければ生きられない、という土地柄ではなかった。
 藤野の我が家の方がよっぽど山里らしい、と思ったのも偽りではない。
 それでも、二昔前までは道路の除雪もままならなかった地域である。その生活のすみずみに、山の中に暮らす民として、受け継がれる知恵と、さらに新しく生み出される知恵が、ほどよく縦糸横糸となり、生活を豊かにしているのだ。
 さらに、グリーンツーリズム、民泊を積極的に推し進めているところもユニークだ。
 まあ、そういうわけで生まれた一冊。機会があればご覧下さい。

なお、本来は昨年春に出ていたはずの本。共著の方の遅筆で、今頃の出版になってしまった。とほほ
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